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MY詩集 2012年3月号_作詞

vol.385_2012年3月号_作詞

vol.385_2012年3月号_作詞
テーマ作品:天使

Editor: Yuki Kumagai
Copyright (C) MY-SHISHU




天使が消えた空

鳴海杏士

あの空の向こうで 天使が横切った
風で輪をえがいて 無邪気に笑ってた

希望の七色 ちらつかせてはしゃいで
明日の行方を 見誤った僕にも

何かをなくしながら 何かを守りながら
くちびるを噛んで 生きる僕に天使は
何かにすがりながら 何かにおびえた目に
真っ白な羽根を 雲の下へ舞わせて

あれから時は経ち 分別もおぼえて
あの空の向こうの 天使は消えていた

通りを行く影 ぶらつかせる流れは
天使の姿を 見失った人々

何かをなくしながら 何かをこぼしながら
呻くこの声が もしも届いてるなら
何かにすがりながら 何かをわすれた目に
もう一度白い羽根をここに降らせて





つばさは折れる

酔生夢三死

君を観てると 俺の心の
鏡なんだと よくわかる
調子いい時 天翔る
調子悪けりゃ 落っこちる

そして 下った 審判は
ずばり 堕落の ホイッスル

だってつばさが 折れてしまって
治療するのが 大変だ
まさかプロペラ 糊でくっつけ
飛ばすわけにも いかないぜ

そして 押された 烙印は
ずばり 挫折の エンブレム

いいよ いいとも 泣くだけさ
ひとつヤケ酒 ひっかけて
傷にしみるぜ 俺の心と
君の体に ヤケ酒が

つまり 押された 烙印は
ずばり 挫折の エンブレム

俺のことなら 気に病まず
早く空へと 昇ってけ
元は昔は天国で
楽をしていた 君だから

俺に 押された烙印は
ずばり 挫折の エンブレム



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